ローリングストック法を始めよう
ローリングストック法とは、従来の3年5年といった長期保存が効く非常食を食べずに置いておくと言う考え方ではなく、日常的に時々非常食を食べながら、減った分を新たに買い足す備蓄方法。最初に準備する量は「4日分(12食)×家族の人数」。図のように月に1食食べて、食べた分は次の買い物の時にでも補充という仕組みだ。この備蓄方法のいいところは、備蓄する食料の消費期限が1年間で済むため、たいていのレトルト食品が非常食の対象になること。普段食べなれない長期保存食よりも、好きなものが選べることは、災害時の食事の安心感にもつながる。
1カ月に1回の頻度で、非常食1食分を定期的に食べる。食べたら、1食分を買い足して補充する。このペースだとちょうど1年で最初にストックした4日分のストックを食べ切ることになる。
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