【コメント スタッフちゅん】
私ごとですが「グリンチ」を初めて知ったのは、L.Aにショートステイして語学スクールに行った時。ちょうどクリスマスシーズン前だったこともありスクールの教材だったんです。なので懐かしくてとっても楽しみでした。「グリンチ」はアメリカの絵本作家ドクター・スースーが1957年に発刊した「いじわるグリンチのクリスマス」が原作です。アメリカでは誰もが親しんでいる有名な物語です。 そして今回「グリンチ」を手がけたのは、「ミニオンズ」「SING/シング」を作ったイルミネーション・エンターテインメントと聞いてますます期待高まったところだったんですが、やっぱり期待に応えてくれました〜。
劇場では『ミニオンのミニミニ大脱走』の短編アニメーションが同時上映されるんですよ。
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雪の結晶の映像から始まるんですけど次から次へと変化していくシーンにスタートからぐんぐんスクリーンに引き込まれていきます。からくりおもちゃみたいに画面全体でアニメーションが展開していって目が離せません。舞台となった村中がクリスマスを祝うということでイルミネーションも華やかだし、グリンチの洞窟での生活シーンもワクワクが満載です。
登場するキャラクターはそれぞれ個性も表情も豊か。物語の鍵となる女の子シンディ・ルーはもちろん可愛いんですが、私はやっぱりグリンチの愛犬マックスがとっても「いい奴」で大好きです。グリンチはひねくれ者でいじわるな大人なんですが、それは小さい頃のある出来事がきっかけとなります。マックスはきっとそのことを知っていて本当のグリンチを分かっているから一緒に居られるんだろうなぁ。モーニングコーヒーも淹れてくれるんですよ。マックスなら私も絶対飼いたい!
グリンチの声優は字幕版ではベネディクト・カンバーバッチです。
テレビドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」で日本にもファンが多いですよね。ちょっと意外な感じですがグリンチになりきっていて彼と結びつかなかったです。日本の吹き替え版は大泉洋さん。これからのクリスマスシーズン、とっても綺麗なアニメーションとココロがぽっと暖かくなる映画なのでぜひ観てみてください。
【ストーリー】
友達も家族もいないからいつもひとりぼっち。グリンチはずっと寂しい毎日を過ごしていた。だからオトナになったグリンチはひねくれ者になってしまった!オトナになったグリンチは他人の幸せが大嫌い。村はずれの洞窟で誰とも会わずに暮らしハートの大きさが普通の人よりずっとずっと小さくなった。そんなグリンチが中でも一番嫌いなもの。それは、村中が幸せ気分に包まれるクリスマス!しかも今年のクリスマスはとっても豪華になるらしい・・・。もう我慢できないグリンチは村中からクリスマスを盗むというとんでもない作戦を思いつく!
【原作】絵本作家ドクター・スースー 1957年「いじわるグリンチのクリスマス」
【監督】ヤーロウ・チェイニー、スコット・モシャー
【キャスト】ベネディクト・カンバーバッチ
【日本語吹き替え】大泉洋、杏、秋山竜次(ロバート)、横溝菜帆、宮野真守
映画 「グリンチ」
12/14 (金)公開 全国ロードショー
https://grinch.jp