「将来のために、貯蓄や投資をしていますか?」という質問に対し、「銀行預金・貯金」と答えた方は77.8%となりました。
次いで、「投資信託」が30.0%、「投資型の生命保険」16.4%、「株式投資」15.5%です。「特にしていない」は15.5%となっています。
今はしていなくても、投資信託や不動産投資などに興味あり
次に、貯蓄や投資を特にしていない方でも、興味があるかどうかおたずねしました。
ここでも「銀行預金・貯金」(37.5%)が最も高いですが、「投資信託」「株式投資」(各21.9%)、「不動産投資」(15.6%)にも関心が向けられています。
9割以上が「将来のため」に貯蓄をしている
では、貯蓄の目的は?
「将来のため」が90.3%、「いざというときのため」が52.6%となりました。ある特定の目的というよりは、「備え」としての意味合いが強いことが分かりました。
そして、「旅行」が21.7%、「子どもの教育資金」14.9%、「趣味」11.4%となっています。
貯蓄の面からも、アヴァンティ読者の「旅行好き」がうかがえます。
全体の貯蓄額は「100〜300万円未満」
ほとんどの人が貯蓄をしていることが分かりましたが、いくら位なのでしょうか?
全体でみると、「100〜300万円未満」が19.3%とトップでした。
次いで、「300〜500万円未満」18.4%、「100万円未満」16.9%、「1,000〜2,000万円未満」16.4%となりました。
貯蓄額を「未婚/既婚/経験あり未婚」別で見てみると、「未婚」の貯蓄額は「300〜500万円未満」(25.3%)、「経験あり未婚」は「100〜300万円未満」(36.4%)が最も高くなりました。「既婚」の場合、「1000〜2000万円未満」(20.4%)が最も高いですが、次は「100〜300万円未満」19.4%であり、金額の差が大きくなっています。これには共働き世帯の貯蓄額が大きいことが考えられます。
未婚の貯蓄額
既婚の貯蓄額
経験あり未婚
家計の管理は妻 4分の1が100万円以上のへそくり
夫婦の家計の管理方法については、54.1%、半数以上が「妻が管理」しているという結果になりました。31.6%が「共同で管理」、「夫が管理」は10.2%でした。
「へそくりをしていますか?」という問いに対しては、4割が「していない」と答えました。
へそくりをしている人の金額は「500万円以上」(12.2%)が最も高くなりました。また、25.5%、約4分の1の人が100万円以上のへそくりをしていました。
アヴァンティ読者は、家計もへそくりもしっかり管理です。
いかがでしたか?次回は旅好きのアヴァンティ読者が「旅行」にかけているお金、そしてローン事情についての実態に迫ります。
本年10月にアヴァンティ働く女性研究所の登録者2300人に呼びかけ回答を得た
。有効回答数207 。回答者は24歳から69歳までの働く女性。◆職業 会社員:51%、公務員:5%、団体職員:1%、自営・フリーランス:7%、経営者1%、派遣社員・契約社員15%、パート・アルバイト16%、無職2%、その他2%
「avanti 働く女性研究所」では、福岡の働く女性の「いま」をリサーチしています。
前回記事▶「女性のお金事情」① ~フクオカ働く女性白書vol.10
「女性の政治参画」① ~フクオカ働く女性白書vol.9
「女性の政治参画」➁ ~フクオカ働く女性白書vol.9
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