やってきましたね、ブーツの季節。
急に飛び込んできた寒さに誘われたように、街行く方々の足元もしっかりと冬仕様に。
そして数多あるブーツの中でも、今季は黒革のショートタイプのものが、とりわけ人気を集めているようです。
定番のレースアップはもちろん、脱ぎ履きのしやすいサイドゴアやサイドジップなど、その型のバリエーションは意外にも豊富。
さらに今季のショートブーツの特徴に表れた”脱・ヒール”の傾向もまた、見逃せないポイントのひとつ。
これまでのハイヒールやウェッジソールなどとは打って変わり、今回は低めのヒールが人気。
ロー、フラット、オックスフォードなどなど…
まるでローファーのような感覚で、そのコーデを楽しんでいる方が多いようです。
スナップ取材を通して、愛用者の声を聴いてみると…
「歩きやすく、普段履きに使いやすいです。」
「他のブーツと違いコンパクトなので、背が低くくても似合ってくれます。」
「必ず黒いタイツと合わせて、脚長を狙ってます。」
「パンツ・スカートを問わず、コーディネートにフィットしてくれます。」
と、とても前向きなお答えがほとんど。
特に、コーディネートへの馴染み具合は格別のよう。
パンツ・スカートどちらでも、どんな太さでもどんな丈でも、カジュアルもカッチリめも問わず、手持ちのアイテムに難なく応えてくれる…
クールで硬めな見た目とは逆の柔軟な”フィット感”は、このブーツの何よりの魅力のようですね。
今年の秋冬の街のファッションに通じる”都会的”なイメージへの志向もまた、
今回のブーツ人気にもよく表れているようです。
例えるなら、ヨーロッパのどこかの都市の石畳を踏み歩いてる…そんなイメージ、かな?
ブーツはほとんどがセール対象外になっちゃうのが、悲しい現実ですが…
年初めの良き一足を狙うなら、このショートブーツのチョイスははきっと間違いないはず…ですよ?!