インタビュー

滝本 隆先生/ものづくりの原点を楽しく追究し、「あったらいいな」をカタチにする!

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産学ロボットづくりの現在|ものづくりの原点を楽しく追究し、「あったらいいな」をカタチにする!

今月伺った北九州工業高等専門学校の滝本隆准教授は、機械を自分の思うように動かす「制御」が専門。ドローンなどの飛行ロボットや3Dプリンターそのものなどを作る機械創造システムコースで教鞭を取る。

一方、「ロボットの可能性を追求し、自分たちがワクワクする身近なロボットを世に広めたい」と4年前に学内ベンチャーの『合同会社Next Technology』を立ち上げた。一般的にロボット作りの費 用は高いと考えられ、企画段階で断念する人も多い。しかし、センサーとモーターを組み合わせたロボットは安価に作ることもできるため、「アイデアはあっても、どうやって作ったらいいかわからない」一般人や企業と一緒に、色々なアイデアを試作し、形にしている。

ドローンなど飛行ロボット以外に、口臭をチェックする「かおりちゃん」。嘘を言うと鼻が伸びる「ピノキオ型うそ発見器」、4段階で足の臭いを嗅ぎ分け、パタッと気絶する計測犬「はなちゃん」など、ユニークな楽しさと機能性を併せもつアミューズメントロボットも世に出している。

滝本先生の夢は、さまざまなロボットの体験型アミューズメントパークを作ること。ものづくりのまち地元北九州のDNAに楽しさをプラスしたいと夢は大きい。12月のアヴァンティゼミでは、200gに満たないドローンやはなちゃんを操作体験できる。あなたも滝本先生に夢を語れば、夢をカタチにできるかもしれない。

>>2016年12月13日(金)先生の講義を聞こう!

北九州工業高等専門学校
滝本 隆先生

北九州工業高等専門学校生産デザイン工学科機械創造システムコース准教授。合同会社NextTechnology顧問。北九州工業高等専門学校専攻科制御工学専攻卒業。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻卒業。工学博士。福岡県産業・科学技術振興財団知的クラスター創成事業研究員を経て現職。ものづくりの原点である「やってみたいことをカタチにする」を追求している。

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