雄大な自然と悠久の歴史に出会う「国境の島」で エネルギーチャージ
2015年に日本遺産第1号に認定された「国境の島 壱岐・対馬・五島〜古代からの架け橋〜」。
日本最多の 971の島がある長崎県。その中でもこの島々は、西の国境として古くから大陸との交流の拠点としての役割を果たしてきた。
壮大な歴史ロマンに思いを馳せ、心揺さぶられる雄大な景色に癒されよう。
神々が宿る神秘の島 壱岐
内海湾・小島神社
「一支国(いきこく)」として魏志倭人伝に登場し、大陸との交流の拠点として栄えた壱岐。内海湾(うちめわん)に浮かぶ小島は、小枝一本持ち出すこと許されない、島全体が神域の「小島神社」。島へ渡ることができるのは干潮時のみ。自然の神秘を強烈に感じられるパワースポット。
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●島グルメ
「うに」
素潜りでうにを獲る海士・海女が島内に300人以上。漁が行われるのが4月中旬から10月まで。シンプルなのに贅沢な季節限定のご馳走。
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(一社)壱岐市観光連盟
☎0920-47-3700
http://www.ikikankou.com/
古代より続く日朝交流の架け橋 対馬
金石城櫓門と朝鮮通信使行列再現
豊臣秀吉の朝鮮出兵により途絶えた日朝の国交回復に尽力した対馬藩。その城下町・厳原では日朝両国の平和の象徴である外交使節団・朝鮮通信使の足跡をたどる歴史散歩が楽しめる。毎年8月開催の「対馬厳原港まつり」での朝鮮通信使行列再現は圧巻。
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●島グルメ
「石焼料理」
熱した石の上で旬の魚介類を焼いて食べる郷土料理。熱された石が発する遠赤外線で食材が内部からふっくら焼き上がり、素材そのものの味が楽しめる。
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(一社)対馬観光物産協会
☎0920-52-1566
http://www.tsushima-net.org/
遣唐使が旅立つさいはての地 五島
空海記念碑 辞本涯(じほんがい)
遣唐使船最後の寄港地とされる三井楽(みみらくのしま)。この地から唐に渡った空海にちなみ建立された「辞本涯(日本の最果てを去るという意味)」の碑には、決死の覚悟で航海に旅立った遣唐使の心境が込められている。
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●島グルメ
「五島豚」
五島列島の潮風にはぐくまれており、風味がよく、まろやかな味。カツ丼・しゃぶしゃぶなどは特にオススメ!
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五島市観光協会
☎0959-72-2963
http://www.gotokanko.jp
知られざる国境の祈りの島 新上五島
山王山からの眺望
新上五島町には遣唐使が寄航した足跡が残されており、今も地元の人たちによって守られている。その遣唐使船で唐に渡った最澄が、無事帰国できたことに感謝し、神様を勧請したといわれる山王山。信仰に守られたこの山王山頂上からは、五島列島が一望できる。
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●島グルメ
「五島うどん」
遣唐使によって唐から伝わったといわれている。島特産の「椿油」を使った伝統の製法により、細い見た目からは想像できないほどの強いコシとのどごしの良さが特徴。
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新上五島町観光物産協会
☎0959-42-0964
http://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/
国境の島がつむいだ2300年のストーリー
~ストーリーの概要~
日本本土と大陸の中間に位置することから、長崎県の島は、古代よりこれらを結ぶ海上交通の要衝であり、交易・交流の拠点であった。特に朝鮮との関わりは深く、壱岐は弥生時代、海上交易で王都を築き、対馬は中世以降、朝鮮との貿易と外交実務を独占し、中継貿易の拠点や迎賓地として栄えた。その後、中継地の役割は希薄になったが、古代住居跡や城跡、庭園等は当時の興隆を物語り、焼酎や麺類等の特産品、民俗行事等にも交流の痕跡が窺える。国境の島ならではの融和と衝突を繰り返しながらも、連綿と交流が続くこれらの島は、国と国、民と民の深い絆が感じられる稀有な地域である。
日本遺産とは
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するもの。ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としている。
日本遺産「国境の島」推進協議会(長崎県・壱岐市・対馬市・五島市・新上五島町)
詳しくは 日本遺産 国境の島