中国の古都・南京。
その南京にある世界遺産・明孝陵。
今回はその「明孝陵」に行ってきましたので、ご紹介!
明孝陵の概要
明孝陵(みんこうりょう)は南京にある明の太祖・洪武帝 朱元璋と后妃の陵墓。
世界遺産。
現在の建物の多くはやはり焼け落ちたり、戦争などで破壊されたりで再現したもの。
皇帝の陵墓と言えば、最も有名なものは「秦の始皇帝陵墓・兵馬俑」ですね。
今回の中国一人旅で行ってきました。
明孝陵を歩いていく。入場料は?
今回の明孝陵はそれよりも時が経ったあとの陵墓です。
明孝陵のそばには中山陵があります。
この一帯が山というか、緑に囲まれたエリアになっていまして、範囲は広いです。
電動カート(バッテリーカー)も動いてました。
広いので一日かけて観光という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
明孝陵の入場料は70元(約1,160円)。
かなり高い。
世界遺産価格なのでしょう。
参道はかなり長く、動物や人の石像が両脇を守っています。
「石像路」と呼ぶそうです。
長さ615メートル。
獅子、神獣、ラクダ、象、麒麟、馬の石像が並んでいます。
一枚の巨石を立体的に彫刻することで彫り上げています。
明孝陵に入って、ずっと歩いて行くと巨大な建物「方城」に行き着きます。
最初の感想としては「広い」。
秦始皇帝陵墓+兵馬俑も広かったですが、やはり皇帝の権力は絶大だったんでしょう。
これだけの広大な敷地に、大きな建物などを建築。
ものすごい人員と資金がかかる話です。
こういう細かい彫刻も手間がかかっています。
そこを登って、突き当たりにある石垣。
そこに「明太祖之墓」と書かれています。
この奥の山みたいになっているところが、明初代皇帝・洪武帝(朱元璋)の墓です。
皇帝のお墓からの眺め。
南京市街が見渡せます。
まあ、森が茂っていてあんまり見通しがよくないですけれども。
孫権の墓も。記念館など
この明孝陵の奥に行く途中。
わかりにくいのですが、孫権の墓があります。
孫権は三国志でおなじみ、呉の孫権です。
呉の首都が現在の南京だったので、孫権の墓があるのです。
実際には、孫権の墓はこのあたり・・・というイメージらしいです。
「ここだ!」
という場所がわからなくなっているみたいですね。
看板に書いてありました。
呉の首都を現在の南京に遷都して、ここで亡くなられたようです。
この丘のあたりに埋葬されているそうです。
記念館もありました。
三国志ファンの方なら、興味深い施設ではないでしょうか。
同時に2つのお墓を訪ねる旅になります。
世界遺産にもなっている「明孝陵」。
行かれる際の参考になれば。