インタビュー

田中 久美子さん/住まいを通して 幸せの扉を開ける

「とにかく必死でした。できることは何でもやりました」。起業当初を振り返り、笑顔で語る田中久美子さん。地域の住宅にひたすら宣伝チラシを配るが、なかなか顧客がつかず、仕事をもらうために片っ端から不動産会社を回った。断られ続ける中、ある社長が1件の物件を任せてくれた。思いつく限りの営業活動をした結果、成約に結び付いた。ていねいな仕事ぶりが評判になり徐々に事業も回り始めた。「でもね、すぐに調子に乗るから安定はしない。苦しんで勉強して、の繰り返しです」。

大きな転機は2回目の本社移転。リーマンショックによる不況の影響で、事業は伸び悩んだ。チームワークのよさが自慢の会社だったが、社員数が増えて一人ひとりとのコミュニケーションが難しくなり、自分の思いが全員にはうまく伝わらないもどかしさを感じた。「逃げ出したくなるときもあったけど、今思うとその苦しみが私に経営者としての自覚を芽生えさせ、会社と共に成長させてくれたと思うんです。大切なことは『自分が変わること』。自分が変われば周りも変わると気付きました」。

田中さんは、新しい家の紹介だけではなく、手放す側のサポートも大切にしている。悲しい事情で不動産を手放す人も、そこから新しい希望を見つけていく。不動産会社は、顧客が次のステップを踏み出す重要な決断を支えるのだ。「不動産は、住まいを通してお客様の人生に関わる仕事。お客様と一緒に幸せを探すイメージで二人三脚でやってきました。お客様の笑顔を見る度に、やりがいのある、素晴らしい仕事だなって感じることができるんです」。

これからは経営者人生の総仕上げだと語る田中さん。「お客様に喜びと感動を」「スタッフに成長と幸福を」「社会に貢献を」の3つを目標に、経験のすべてを活かして未来に希望をつないでいく。

『株式会社 ハウス倶楽部』代表取締役
田中 久美子さん

1961年北九州市出身。西南女学院大学卒業後、北九州市内の企業に就職し、20代半ばで退職。31歳のときに宅地建物取引士の資格を取得。飯塚市の不動産会社勤務を経て、1994年『株式会社ハウス倶楽部』を中間市で創業。2年後、北九州市に本社を移転。2009年本社を再移転し事業規模を拡大。北九州市八幡西区を中心とした市内全域、中間市、遠賀郡、直方市、鞍手郡、飯塚市、田川市、宗像市の物件を多数取り扱い、不動産物件の売買・賃貸仲介、管理業務などの事業を展開している。

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▲ 1.会社案内パンフレットの表紙は、田中さんの理想を描いた絵画。「ハウス倶楽部の扉を開けると幸せが待っている」イメージを表現。

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▲ 2.八幡西区の本社。4拠点で事業を展開し、顧客ニーズに合った物件を紹介している。

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▲ 3.本社ではかわいいフレンチブルドックがお出迎え。田中さんのペット好きから、購入・賃貸ともにペット可の物件も多数扱っている。


株式会社ハウス倶楽部
北九州市八幡西区八枝4-2-26
http://house-club.co.jp
TEL/093-693-8550
営/9:00~19:00
休/年末年始
※支店:八幡みなみ店、ひびきの店、折尾店あり

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