Q. 「年金保険に加入するなら今年中がいいよ」と聞いたのですかホントですか?
(30代、主婦、ぴょんこ)
A. 税額控除のメリットが来年から変更になります。
契約日が2011年12月31日までの契約では
年間10万円以上の保険料で、所得税が5万円、住民税が3.5万円控除されます。
これはどういうことかというと所得税でみてみましょう。
たとえば、課税所得が330〜695万円の世帯の場合
所得税率20%なので5万円×20%=1万円が還付されます。
住民税は今年度の所得で翌年度の税額が決定されますが
3.5万円×10%(一律)=3500円の税額を払わずにすみます。
合計すると、年間10万円の個人年金(税制適格)に加入することで
所得税+住民税の合計で13,500円の税金を払わずに済みます。
ということは単利で13.5%の運用ができたのと同じ効果と言えます。
もちろん、年金保険ですので保障の内容を良く理解するということが大切ですが
低金利の今、この効果は魅力的ですね。
この年金保険料控除が変更になることは以前もお伝えしましたが
来年1月以降の契約になると
年間8万円以上の保険料で、所得税が4万円、住民税が2.8万円と控除額が下がります。
先ほどと同じ世帯だと
所得税4万円×20%=8000円、住民税2.8万円×10%=2800円
合計10,800円となります。
たったひと月、契約日が違うだけで随分と効果に違いがでますね。
年金保険に興味をお持ちの方は年内に一度検討してみるのもいいかもしれませんね。
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