大好きな朝倉の街。1日でも早い復興を願って。
7月の海の日も過ぎ、学校はもうすぐ夏休み。
子ども達が小学生の頃、毎夏行ってたところがあります。
小石原にある「つづみの里ポーン太の森キャンプ場」です。
森の中にコテージがあって、バス、トイレ、キッチン、
鍋・食器類も完備されていて別荘気分が満喫できるお気に入りの場所でした。
コテージのお風呂はユニットバスですが、山側が大きなガラス張りになっていて
森の景色を眺めながらの入浴タイムは格別でした。
備え付けの食器は全て小石原焼。
見晴らしのいいテラスには、木製のテーブル・イスが設置されていて
バーベキューもできました。
途中、原鶴温泉道の駅バサロに寄り道して買った採れたて野菜や
宝珠山きのこ生産組合さんの採れたて「しいたけ」を炭火で焼いて
いただくのは最高のご馳走でした。
敷地内に流れる小川では、川遊びができて、子ども達もお気に入りの場所でした。
山や川の景色、そして美味しい果物や野菜。
こんなにも訪れた人々を楽しませてくれる場所が、先日の集中豪雨で甚大な被害を受け、
しばらくは閉鎖されることになってしまいました。
宝珠山きのこ生産組合さんが愛情をたくさん注いで育ててこられた”きのこ”達も
大打撃を受けてしまったようで、復旧作業の様子をホームページでアップされていました。
景色が激変している映像をニュースやネットで見るたびに、本当に心が痛みます。
1日でも早い復興につながるよう、ボランティア活動や募金など
できることをできる範囲で支援していきたいと思っています。
ここから、前回の続きです。
最初の壁は保育園探しと仕事探し
子ども二人が4歳と2歳、33歳のときに
「まずはパートで働いてみよう」と決心し再就職活動を開始。
決心したのはいいけれども、小さな子どもがいると
たくさんの壁が立ちはだかります。
一つ目の壁は「子ども二人の預け先をどうするか」。
市内にある3箇所の保育園全てを見学してみることにしました。
子ども達がどんな環境で過ごすことになるのか一番の気がかりだからです。
家から一番近くて建物が綺麗でいいなと思った保育園がありました。
市役所に行って申し込み手続きについて確認をしたのですが
その保育園は人気で毎年希望者が多く、入園できるかどうかわかりませんという返事。
手続きさえすれば簡単に入園できると思っていたのですが。。
この時点で大分ショックを受けました。
それから証明書等の提出、さらに保育料の高さに驚きました!
二人を預けるとパートで働いて保育園代を払うと手元にはわずかしか残らない。
働かない方がいいのかなと気持ちが萎えそうになりました。
その後、運良く第一希望の保育園に決まり預け先の確保は完了。
家から遠くて希望のところに決まらなかったら、仕事を始めるタイミングが
遅れていたかもしれません。
子育てしながら働く上で最大の壁となるのは、納得できる子どもたちの預け先を確保すること
ことなのです。ここが決まらないと安心して働けないのです。
二つ目の壁は、まだ、保育園にも幼稚園にも行っていない2歳の次男がいるので
「どうやって仕事探しをするか」でした。
失業保険の手続きでハローワークに何度か行ったことがあったのですが、
子どもを連れて行けそうな雰囲気ではありませんでした。
仕事探しに集中して取り組むために、どこかに預けて行くことにしました。
ハローワークに行ってる間だけの数時間、次男を預けられるところを探しました。
自分自身の都合で、初めてお金を払って民間託児所に子どもを預けるということに
得体の知れないものすごい「罪悪感」が押し寄せてきました。
「子どもを預けるなんて、かわいそう」という声が
心のどこかから聞こえてくるのです。
大泣きする次男を初めて託児所に預けた日は
「ごめんね」とつぶやきながら泣きながら運転していました。
私の意識の中には「子育ては母親がするべき」という
強固な呪縛がありました。
お迎えに行ってみると、次男はすごく楽しかったらしく
ニコニコと蔓延の笑みでした。
その表情に安堵し救われたような気持ちになったことを
思い出します。
「楽しく遊んでましたよ!」と保育士さんが言ってくださったときは
「よく頑張ったね。」とまた泣いてしまいそうでした。
ハローワークに行ってみたら、マザーズハローワークという
女性専用のハローワークがあることを教えてくださいました。
子どもを連れて行ったこともあるのですが、子どもはじっとしてくれないし
泣き出したら周りに気を使うし、仕事探しになかなか集中できません。
それから度々託児所に預け、マザーズハローワークに仕事探しに通いました。
どんな求人があるのか求人票を見ながら情報を集めていきました。
何度か通っているうちに応募してみようと思える求人に出会いました。
備考欄に「子どもさんの病気や保育園の行事などは配慮します」と
書いてあったのです。
家から車で10分で通え、通勤途中に保育園に寄れて
時給は800円、1日4時間、週6日間の総合病院の受付の仕事でした。
この仕事だったら、業界は違うけど、空港で身につけた案内業務の
スキルは活かせるかなと思いました。
履歴書、職務経歴書の書き方を相談窓口の方に指導していただき
初めての面接に挑みました。
そして、1週間後。
空港で培った接遇スキルを受付業務で活かして欲しいと
採用していただくこととなったのです。
すごく嬉しい瞬間でした。
再就職をしようと決心してから、一歩一歩未来に向かって行動していきながら
自信を失っていた自分の気持ちが少しづつ前向きになっていったような気がします。
自分の未来のために情報を集め、選択し、行動したからだと思います。
それから、四六時中一緒だった子どもと、少しだけ離れて、自分を見つめる時間が
できたからかなと。
子どもをあずけることって、母親業をサボっているんじゃないか
すごく悪いことをしているんじゃないかと思ってしまいがちですが
実はそうではないのです。
少しだけでも子どもと離れてみることで、母親としての自分ではなく
”私”としての自分に出会うことができ
子どもも親も社会とつながるきっかけになっていくのです。
ある尊敬する女性に教えていただいた言葉があります。
自分の心の壁が行動を制限し未来を諦めてしまいそうになったときに
思い出す言葉です。
自分で自分の壁を作らない。
これまでにない新しい未来をつくっていくために・・
「できないと思うことをやってみなさい」
You must do the thing you think you cannot do.
(Eleanor Roosevelt エレノア・ルーズベルト)
★Tomo’s photo ★
〜宇佐神宮〜
昨年の10月上旬に行ってきました。
遠いかな〜と思いましたが、日帰りでいけます。
宇佐神宮では4回手を打つ四拍手が古儀となっていて
参拝者の拍手が境内に心地よく響き渡っていました。
帰りに安心院葡萄酒工房に寄り道しました。
ラッキーなことに新酒祭開催中で新酒の試飲ができました♪
小さな一歩が未来をつくる 〜Vol.1〜 未来の「ありたい自分」に出会うために
小さな一歩が未来をつくる 〜Vol.2〜 幸せに思えない理由は自分の中にある