結構シビアなタイトル
排泄の不具合は かなり緊張感が増す
笑顔で退院できたのは最高だったが
なかなか全てがうまくいくという訳にはいかない
甘くないのだ
退院した翌日 ひどい下痢になった・・・よくある事
ところがそれから恐ろしい事に 6日間も便秘になった
今の状態での便秘は 危険。危険。 恐怖感を覚える
大きくなった左右の卵巣のがんが腸を抑え込み
腸も膀胱も癌に冒され狭窄して固くなり
排泄が自分の自在にならない状態になって 随分経つ
しかしこれは悪くなっても良くはならない
なぜなら 原因はがんにあるから
主治医からは いくつかの覚悟を聞かされた
もし腸が詰まったら 吐いたり
すごく痛くなったり
詰まっているのに無理に下剤を使うと 逆効果になったり
状態が悪いことがわかったら 固形物を食べることを禁止し
もっとひどかったら 手術になったり 等々
を頭の片隅にしっかり認識させた
怖かった
怖い事は 考えたくないので
出てくれることだけを 願い祈り お腹に言い聞かせた
「便が出たら、おいしいお寿司食べるよ」とか
「次の日も出たら、次はステーキ食べるよ」等・・・変?な言い聞かせ方だ
とにかく便が固まらないように
常にマグラックスで便を軟らかくする環境に置いていて
それで今までは とりあえず力まずに朝お出ましになっていた
もちろん バナナなどという理想的なものではない
ニョロニョロって 昔のヘビ花火みたいな・・・
ところが 今回は全くお出ましにならず
ドセタキセルなのかTS-1なのか 退院時少し永く飲んだデカドロンなのか???
何が影響したのか お尻には何の信号もこない
そして退院7日目に外来で主治医に相談のうえ
マグラックスをベースに続けて
アローゼンという下剤を出してもらった
ようやくすっきりお出ましになりました
こんなにほっとした事はなかった
怖かった覚悟が現実にならなくてよかった・・・
もちろんご褒美に 美味しい炙り寿司を食べに行った
自分の意思が通用しない排泄の不具合
大の大人なのに ウ○チやお○っこ を漏らしてしまう
初めはショック以外の なにものでもなかった。
精神的にダメージを受けた
しかし、どんな形でも今の私には
出ないより出た方がいい
それに今はとても優れたパットや 携帯用お尻ふきがあり
普通にお出かけできる
そう・・・普通でいられる
普通という有難み
確かに不自由でもあるが 普通にいられる対処法がある
色んな機能が落ちてくるけど
まだまだ使える機能がある
できない事を嘆くより
出来る事を 十二分に活用しよう ・・・と
いつも 自分にいつも言い聞かせる
だから2月7日からまた入院なんだけど
副作用にまた押しつぶされると思うけど
遅れている大学のレポートを仕上げるため
PCを持ち込もうと思っている
ベッドの上でも出来る事だもんね
チャレンジしてみようかな~って 思ってる
チャレンジ=私の原動力でもあるから
☆いっこ☆