編集部に、能楽師の多久島法子さんが遊びにきてくれました。
多久島さんは、福岡在住の観世流の能楽師。女性では、能楽師は珍しいんですよね。
30代半ば、素顔はこんなにかわいい方です。
東京藝術大学を卒業され、ご実家のある福岡市に戻って活躍中です。
能のお教室もされています。生徒さんはの年齢はほとんど70代以上らしく、
50代60代は「若手」なんですって。そんな年上の生徒さんに教える一方で、
「子ども能楽教室」で子どもたちに能を教えることにも情熱を注いでいらっしゃいます。
「『福岡あるある』で、福岡の子どもたちは、みんな「高砂」を謡える、とか、いいと思いませんか?」とにこにこして話されると、なんとか一緒に実現したくなってうずうずしてきます。
さて、多久島さんの次の舞台は、5月5日、住吉神社能楽殿での「蝉丸」。
同世代の男性能楽師、今村嘉太郎さんと2人主演で演じられます。
今村嘉太郎さんは、1年半ほど前、アヴァンティの旬男で取材させていただいています。
楽しみですね。
でも…、
能って、わかりにくい…。
幻想的でステキなんだけど、何を言っているのか半分もわからない。
そんなところが敬遠されるところかも。
そこで、1週間前の4月30日に、同じ住吉神社能楽殿で、
「蝉丸を面白く観る為の事前講座」を開催されます。
事前講座だけは1000円だけど、5月のチケット(一般3000円)を購入された方は、
無料になります。お得です。
5月の「蝉丸」は行こうと思っていましたが、事前講座も行ってみようかな。
事前講座に参加したほうが、何倍も楽しめそうですね。
「着物を着て観劇」といきたいところですが、住吉神社能楽殿は板張りなので、
やめたほうがいいですね。
多久島さんも、「ジャージくらいがいいですよ」と。
●「蝉丸」
5月5日(祝・金)14時開演 住吉神社能楽殿
チケットぴあなどで購入ください。
●「蝉丸を面白く観る為の事前講座」
4月30日(日)13時~14時半 住吉神社能楽殿
直接会場にお越しください。
FBページは、
ふくおか市民能