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【特集記事】若い世代も要注意!?女性が気をつけたい、 3つの病気

私、乳がんを経験しました

特集記事1-1_15「あいう笑がお」 代表
末次 由美さん(49歳)
自身の闘病経験から「あいう笑がお」を設立。がんの治療によって髪の毛が抜けてしまった人へ、手作りのタオル帽子を贈る活動などを行っている。
家族構成:夫(46歳)・長女(24歳)・長男(21歳)・次女(18歳)

「乳がんと分かり、命の期限と向き合わざるを得なくなったとき、とにかくは“ちゃんと死ねる生き方がしたい”と思いました。家族には、がんの治療で苦しんでいる姿よりも、自分のやりたいことに挑戦して毎日楽しそうだった、と記憶してほしいから」。末次由美さんが乳がんと宣告されたのは、43歳のとき。動悸やめまい、左胸奥の痛みが気になり、がん検診を受けた。

仕事やPTAの合間を縫って、最初にマンモグラフィやエコー検診、次に針を使って患部の一部を取り検査する生検を順に受け、末次さんが告知を受けたのは最初の検診から約1カ月後。検診を受けたらそこで結果が分かると思っていただけに、通常の生活を続けながら結果を待たなければならない1カ月は、とても複雑で闇の中を彷徨っているような気持ちだったという。

そういえば、上の子ども2人は2歳までおっぱいを飲んでいたのに、末の子は1歳までしか飲まなかった。もしかしたらそのときから、すでに腫瘍があったのかも。左胸の乳首のひきつれもあったような…と、「あのときこうだった」ということがいくつも思い出されたが、そのときは「まさか自分が」と思っていたから意識しなかった。そうして病院を受診したときには、左胸はすでにゴチゴチになっていた。

左胸の全摘手術を受けた結果、浸潤がんで病気はⅢ期と判明。抗がん剤、放射線、ホルモン療法を受けることになった末次さんのもとに、友人から手作りのタオル帽子が届いた。「1回目の抗がん剤を投与したばかりで不安だったから、私を思ってくれる友人の温かい気持ちが嬉しかった。励まされ、生きる力をもらいました。同時に、同じようにがん治療で辛い思いをしている人にも、温かい気持ちになってほしいという気持ちに突き動かされたんです」。友人の協力を得て、抗がん剤治療が始まってから1カ月後に「あいう笑がお」を結成し、タオル帽子を贈る活動を始めた彼女。月に1回、参加者が持ち寄ったタオルで帽子作りを行った。活動を続けながらも実際の治療は思った以上に辛いもので、外出する気持ちさえ持てない時期もあったが、こうした活動の場や、支えてくれる人たちがいたことが生きる力になったという。現在も、経口薬を1日1錠服用する投薬治療を続けている。

特集記事用「あいう笑がお」の活動の様子。

もうすぐ、手術から無事に6年を迎える末次さん。「キャンサーギフトという言葉がありますが、まさにその通りだと思います。がんを経験したことで、明日があることのありがたさや、身近に支えてくれる人たちがたくさんいたことに気づくことができました。病気と闘うというより、がんであることも含めてありのままの自分を受け入れ、やりたいことはとことん挑戦して、楽しく過ごしていきたいと思っています」と語ってくれた。

治療暦
2010年

10月16日:初診
27日:検査

11月11日:告知
12日:手術日を決める

12月1日:入院
2日:手術
13日:退院

2011年

1月5日:治療方針決定
12日:ポート埋め込み手術
(ポートとは、血管内に薬剤を注入するために皮下に埋め込む医療機器)
17日~:抗がん剤治療3週間に1度8回の投与
2種類の薬4回ずつ

20日頃タオル帽子を受け取り
27日頃から脱毛がはじまり
1週間程でほとんど抜ける。

2月16日:あいう笑がお誕生!
7月27日:ポート摘出手術
8月2日~:ホルモン治療
生理を止めるための注射を3ヶ月に1度2年間
1日1錠、女性ホルモンを止める薬を服用(現在も)

9月1日~10月25日:28回放射線治療

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