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【特集記事】若い世代も要注意!?女性が気をつけたい、 3つの病気

ワクチンで予防できるがん
子宮頸がん

特集記事2_03取材協力/
長野産婦人科クリニック院長
福岡県医師会常任理事
長野 英嗣先生

子宮頸がんの原因と考えられているのが、ヒトパピローマウイルス(HPV)です。ありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性であれば多くの方が一度は感染するといわれています。
感染しても自分の免疫力によって自然にウイルスを排除できますが、感染した女性の約10%がウイルスを排除できず、感染が長期化します。
HPVには高リスク型と低リスク型があり、高リスク型の感染が長期化すると、子宮頚部の細胞に異常が引き起こされ、長い年月を経て子宮頸がんに進行する可能性が出てきます。

こんな時は気をつけよう

月経中でないときや性行為の際に出血する
普段と違うおりものが増える
月経血の量が増える
月経期間が長引く

検 診

20歳になったら、 毎年検診を
子宮頸がんは、前がん病変である高度異形成から進行がんになるまでに約10~20年かかると言われていて、前がん病変の段階でとらえることができれば、ほぼ100%、進行がんになるのを防ぐことができます。
子宮頸がんの場合、前がん病変の段階では自覚症状がないことが普通ですから、20歳になったら、検診はできれば毎年受けるようにしましょう。30歳代、40歳代になって症状が出て初めて受診して、子宮頸がんと診断されたのでは遅いのです。
検診は通常、細胞診のみを行います。子宮の入り口付近を、綿棒、ブラシのような器具でこすって細胞を採取し、顕微鏡で正常な細胞かどうかを確認します。

対策と治療

HPV検査との 併用検診がベスト
欧米では従来の細胞診検査だけではなくHPV検査を同時に行う併用検査が広まっていて、日本でも導入が始まっています。
また、現在、HPV感染を予防するワクチンが実用化され、公費助成の対象となっています。HPVには多くの型がありますが、特に高リスクである型に対するワクチンです。
日本では子宮頸がんの約70%がカバーできると言われています。
ワクチン接種のタイミングは原則的にHPV感染の可能性のない初交前が良いとされ、積極的な接種勧奨が望まれます。
子宮頸がんの治療には、手術(外科治療)、放射線治療、化学治療(抗がん剤による治療)があります。がんの病期(ステージ)や年齢、合併症の有無など患者さんのそれぞれの病状に応じて選択されます。

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