古民家に一目惚れし、10年計画でうきはへ移住。
林 和弘さん(47歳)、礼子さん(44歳)、弘一朗くん(4歳)
築160年の古民家を改修し、うきは市でカフェを営む林さん夫婦。もともと田舎暮らしへの憧れはあったが、旅行で訪れた岩手の民宿で山を切り開いて生きる夫婦の話を聞き、「こういう生き方もあるんだ」と俄然刺激を受けた。その後雑誌で見つけた古民家に礼子さんが一目惚れ。すぐに見学に行って購入を決定した。企業勤めだった和弘さんの都合もあってすぐに拠点を移すことはせず、週末に通って家の改修や畑仕事を行い、カフェ開設にこぎつけるまでには10年を要した。「自分たちのペースで移住を進められたのはよかったと思います」。今後は、育てているブルーベリーを使ったジャム作り体験や、うきはの里山をまる一日ゆっくり満喫できるようなツアーを作って案内したいなど、夫婦の夢は広がる。
囲炉裏カフェ&直売所 里楽(りらく)
http://relaxu.wix.com/relaxu
住所/うきは市浮羽町新川3918-1
TEL/0943-77-2275

1.いよいようきはに居を移そうと決めたとき、待っていたかのように長男の弘一郎くんを授かったそう。/2.「定年退職してから探しても、もうこんなステキな家はきっと見つからないと思いました」。/3.移住して驚いたのはうきはの野菜の美味しさ。大事に慈しみながら、料理する。
目次
- わたしたちのまちの魅力 再発見! 福岡×移住
- [福岡×移住・case1] 震災をきっかけに福岡へ。“よそ者”だから分かる糸島の魅力を伝えたい。
- [福岡×移住・case2] 決め手は面白そうなことができそうな福岡の空気感でした。
- [福岡×移住・case3] 福岡は、「洗練された田舎暮らし」ができるまち。縁とタイミングで拠点を福岡へ。
- [福岡×移住・case4] 古民家に一目惚れし、10年計画でうきはへ移住。
- [福岡×移住・case5] 子どもたちに“ふるさと”を作りたくて、北九州でゼロからの開業。
- [福岡×移住・地域のつなぎ手にききました] 福岡の「余白」と「可能性」にかけてもっとおもしろいまちへ。
- [福岡×移住・地域のつなぎ手にききました] 移住者と地域の橋渡しはさながら“仲人”のような仕事です。