移り住んでくる人がいれば、その人を地域と繋ぐ役目の人がいる。移住者と地域の人が双方「よかった」となり、さらに新しい何かをうみだそうと日々活動している人に話を聞きました。
移住者と地域の橋渡しはさながら“仲人”のような仕事です。
上毛町 地域おこし協力隊員 若岡拓也さん
石川県出身。2014年12月に12月に上毛町へ。翌年7月から地域おこし協力隊に着任。「田舎暮らし研究サロン」スタッフとしてサロンに常駐し、移住の相談対応や地域の案内、ウェブサイト「みらいのシカケ」運営等に携わる。走ることで町をPRすることをたくらむランナーでもある。
上毛町の地域活性や移住希望者の入り口として作られた「田舎暮らし研究サロン」で、常駐スタッフとして勤務しています。移住を考える人の住居や仕事の相談を受けたり、地域を案内したりしていますが、繋ぎ手として気をつけているのは、相性が合うかどうか、お互いを知る機会を自然に作ることです。せっかく移住してもらうなら後悔してほしくないですから。
サロンの情報発信サイトであり、上毛町へユニークな人材を獲得するための仕掛けでもある「みらいのシカケ」という活動も行っています。まちの未来をともに考え、アイデアを模索しながら実践していく仲間は随時募集中です。
田舎暮らし研究サロン
築100年の古民家をリノベーションした「田舎暮らし研究サロン」。全国から建築関係の学生たちが上毛町に集まったプロジェクト、『KOUGEデザインビルド』によって作られた。年間延べ1,000人以上が訪れる。
地域の仕事をしながら上毛町にお試し居住するプログラム「ワーキングステイ」も行う。写真右は参加者たちが作った上毛町フォトマップペーパー「KOUGE」。
みらいのシカケ
http://miranoshika.org/
住所/福岡県築上郡上毛町東上1178
TEL/0979-72-1556
目次
- わたしたちのまちの魅力 再発見! 福岡×移住
- [福岡×移住・case1] 震災をきっかけに福岡へ。“よそ者”だから分かる糸島の魅力を伝えたい。
- [福岡×移住・case2] 決め手は面白そうなことができそうな福岡の空気感でした。
- [福岡×移住・case3] 福岡は、「洗練された田舎暮らし」ができるまち。縁とタイミングで拠点を福岡へ。
- [福岡×移住・case4] 古民家に一目惚れし、10年計画でうきはへ移住。
- [福岡×移住・case5] 子どもたちに“ふるさと”を作りたくて、北九州でゼロからの開業。
- [福岡×移住・地域のつなぎ手にききました] 福岡の「余白」と「可能性」にかけてもっとおもしろいまちへ。
- [福岡×移住・地域のつなぎ手にききました] 移住者と地域の橋渡しはさながら“仲人”のような仕事です。